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法人概要


●所在地  〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-35-14
●連絡先  TEL:03-3362-2662  / FAX:03-3362-2702
●役員   理事長:橋本珠樹  理事:飯島久美子/竹谷京子  監事:板垣洋
●設立   平成26年11月21日
●その他  Facebook → https://www.facebook.com/adventurecamp.tryfield



NPO法人 Try Field 活動概要


当法人は、以下3つの活動を柱として提供し、親子相互で“生”な体験を積むという家庭支援活動を行い、多くの夢が実現し、笑顔で溢れる社会の実現に寄与します。

1.子ども支援活動
 野外体験などの活動を基軸にした学校の休みに合わせて行う活動と、通年を通して通所にて行うワークショップ形式の活動を通して、子どもたちの考える力を養い、表現力を磨き、実行力を身につけ、健全な成長を促進する機会を提供します。

2.家庭支援活動
 子育てに奮闘している保護者に対し、心の調和と繋がりを見つめ直し、健全な家族関係を創り出すオープン講座やコミュニティ活動を提供します。

3.発達障がい者支援活動
 増加傾向にある発達障がいの子どもたちを含む人々に対し、健全な家族関係と現代社会への適応を支援する、通所形式や宿泊形式の活動を提供します。
              
4.活動実績:貸借対照表の公示
  設立より毎期の貸借対照表をここに公示します。
   第1期貸借対照表
   第2期貸借対照表
   第3期貸借対照表
   第4期貸借対照表



NPO法人 Try Field 設立趣旨


 現在、社会における変化のスピードは目覚ましく、特にIT産業の発展により、かつてでは考えられないスピードと情報量が生活を取り巻いています。これは、子どもを取り巻く環境においてもまったく同じです。子どもの教育現場においては、すでにITツールは必須のものとなりました。それは、インターネットの活用にとどまらず、必須アイテムとなりつつあるタブレット端末の登場により、この先どこまで発展していくのか、無限の可能性を秘めていると言えるでしょう。そしてそれは、日常生活にも多くの変化を生み出しています。今や小学生の携帯電話所持率は、44.1%(2013年度全国平均)。およそ二人に一人は携帯電話を所有し、いつでも様々な情報とつながれる環境を有していることになり、10年前では考えられない変化と言って過言ではないかと思います。様々な事件が多発する現代では、いつでも子どもとつながれる状況は、保護者の立場からすれば安心材料であることは間違いありません。そしてまた、いつでも知りたい情報を調べられる便利さは、時間を短縮すると共に多くの知識を瞬時に得ることが出来、子どもたちにとっては、まさに宝箱の存在とも言えるでしょう。

 しかしながら、多くの豊かな効果性を得ている反面、失われているものがあることも否めません。苦労することなく情報だけを瞬時に得られることによる情報過多は、「生」な体験を創出しません。ある意味、常にバーチャルな体験だけで、知った、分かったつもりになってしまうことが可能な状況です。気づけば、バーチャルとリアリティの区別はなくなり、実感の伴わない多くの時間を過ごすようになります。そして、デジタル信号の処理のように、脳は反応するだけで、考えることや感じることをやめてしまいます。そこに友人がいても、アナログでのつながりや会話ではなく、ゲーム機器やスマートフォンを含む携帯端末を通してのコミュニケーションが主体となっているのは周知の事実です。近年、人と接することが希薄で、ひいては自らとのつながりも希薄になっている子どもたちと、数多く出会ってきました。その結果、感情のコントロールが難しくなり、友人との関係を築くのが想像以上に困難になっている子どもたちが多くいます。これが、学級崩壊や学業不振、親子関係の崩壊の一因でもあると強く感じています。デジタル機器が溢れる日常生活によって、乳幼児の時期から無意識かつ安易に、選択の余地もなく、子どもたちはその環境下で過ごしているのです。これらのことは、日本社会における「発達障がい」の認定者が3割に及ぶとも言われるようになったことと、まったく無関係とは言えないのではないでしょうか。

 保護者の立場から考えても、かつて自分が子どもであった当時とはまったく違う環境下で育てなければならない子どもと、どう接していけば良いのか、迷ってしまうことも多いようです。つまり、自身の経験値が通用しないほど、今の社会環境は変化しており、今の子どもたちにこれまでの常識は通用しません。「私の頃は…」と嘆く保護者の多くは、自らの軸足を置く土俵自体を見失ってしまい、現代社会に翻弄されていると言えるのではないでしょうか。
私たちは、子どもであっても保護者であっても、また発達障がいがあっても、個人としての調和を生み出すこと、そして最も小さな社会である家族との調和を生み出すことが、将来の日本を担う人財育成の最も根幹であると考えています。その上で、子ども達が未来に夢を描き、その夢を実現していく力を養っていけるよう20年に渡り野外体験活動を行ってきました。その経験から、今、必要とされているのは、今まで以上に学校教育ではカバーしきれていない「生」な体験を提供していくことだと考えています。自ら感じ、考え、表現し、行動していくその体験こそ、子どもたちの潜在能力を開花させる機会となります。同時に、その子どもたちに多大なる影響を与えている保護者に対しても、教育の環境と現代社会への適応が必須であると考えます。保護者もまた、バーチャルがリアリティ化する日々の中で、自ら感じ、考え、表現していく必要性があり、子どもをどう導いていくのか、自らその基盤を整える環境が必要です。そしてまた、それらの環境を広く整えていくためには、すでに活動している多くの組織が互いに活かし合うことも必須であると認識しています。

これらの活動を行う上では、公正かつ透明性の高い運営を行い、より広く公益活動を推進し、社会的信用を得ながら、幅広く活動していきます。ただし、本法人は、営利を目的とする団体ではなく、いわゆる会社法人には相当しません。子ども及びその保護者を対象とした、教育、家庭支援活動を行う事で、子ども達の健全な成長を促進し、健全な家族関係の創出と共に、日本の将来を担う人財が育成される社会の創出に寄与することを目的とした公共性の観点から、特定非営利活動法人の設立に至りました。



NPO法人 Try Fieldの目的


 当法人は、人々が描く豊かな夢を実現していくために、子どもに対しては、自然や野外体験などのアクティブな活動を基軸にしながら、考える力を養い、実行力を身につけ、健全な成長を促進する機会を提供します。そして、その保護者を対象として、改めて心の調和とつながりを見つめ直し、健全な家族関係を創り出す機会を提供します。また、増加傾向にある発達障がいの子どもを含む人々に対しても、健全な家族関係と現代社会への適応を支援する機会を提供します。このように、子どもも大人も親子相互で生な体験を積むという家庭支援活動を行う事で、日本の将来を担う人財が豊かに育成される社会の創出に寄与することを目的とします。



特定非営利活動の種類


 当法人は、その目的を達成するため、次の種類の特定非営利活動を行います。
(1) 子どもの健全育成を図る活動
(2) 社会教育の推進を図る活動
(3) 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動



事業の種類


 当法人は、その目的を達成するため、特定非営利活動に係わる事業として次の事業を行います。
(1) 考える力と実行力を身につけていくプログラムの作成、様々な体験活動、教育・研修、シンポジウム等の事業
(2) 団体(民間企業、学校、行政組織、非営利団体)と協力した心身の健全育成を目的としたプログラムの作成事業
(3) その他目的を達成するために必要な事業


お問い合せ・連絡先

NPO法人 Try Field

〒169-0075
東京都新宿区高田馬場3-35-14
  電 話:03-3362-2662
  FAX:03-3362-2702
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